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菅井八段 藤井名人初挑戦へ1敗キープ A級順位戦で斎藤八段に勝利 無敗の豊島九段との1差維持

[ 2023年12月16日 00:33 ] 

菅井竜也八段
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 来年1月7日開幕の第73期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)で藤井聡太王将(21)=8冠=への挑戦を決めている菅井竜也八段(31)が15日、大阪・関西将棋会館で斎藤慎太郎八段(30)との第82期名人戦A級順位戦6回戦に臨み、105手で勝利した。終局は午後11時53分。菅井は5勝1敗、斎藤は2勝4敗とした。

 名人も保持する藤井への挑戦権を懸け、6戦全勝の首位・豊島将之九段(33)を追う2番手だった菅井は1差をキープ。負ければ次回7回戦の結果次第で豊島の第78期以来4年ぶりの名人挑戦が決まる可能性があったが、踏みとどまった。A級は10人が総当たりで年度を通じて9局ずつ指し、藤井への挑戦権を争う。

 戦型は先手・菅井の三間飛車。美濃囲いの菅井に対し、斎藤はより堅陣の穴熊を選択してリードを築いた。

 対して菅井も6筋にと金を作って追撃。71手目、自陣への竜馬両獲りの桂打ち、最大金銀4枚で城壁を築いた斎藤の穴熊も削って形勢を逆転した。

 2004年、奨励会入会した同期の斎藤とは、今月8日の竜王戦1組ランキング戦でも当たり菅井が勝利した。相手の戦型選択を受け入れるスタイル、そして終盤の強さ。藤井将棋と共通点がある斎藤を竜王戦は持ち時間5時間、そして順位戦は6時間の長い対局で連破したことは、2日制8時間の王将戦7番勝負を見据えても好材料だったかもしれない。名人の藤井、そしてA級合わせて11人中、唯一の振り飛車党が存在感を発揮している。

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2023年12月15日のニュース